間にチャーリ・チャップリンとか挟みましたが、
屋久島旅 最終回です。
さて、前回は何処まで話したのか・・・・、 鹿之沢までですね。
屋久島2日目の山の中は午後から天候がぐんぐんと悪くなり、
それまで見えていた稜線、海も全てが白い雲の中に飲み込まれていきました。
元々、僕の中では 屋久島=雨 なので、普段 山にいる時に雨に対して感じる
”嫌悪感”というものは一切なく、雨が降れば降るだけ心地よくなる感覚にありました。
さすがに雨が降り、視界が無くなると 流石のクラースも早足で山を駆け上がり、頃合いを見計らってこれの撮影です。

彼は無類のウィスキー好き。
屋久島に入る前は京都で山崎の工場見学に行って来た程。
キャンプサイトでは毎晩ウィスキーのテイスティング講座を開き、
それはウィスキーについて熱く語る ウィスキー メーカーの広報マンのようで・・・。
3日目 鹿之沢から花山歩道。
ここは普通に歩けばたぶん4〜5時間で終える距離。
朝から雨が猛威を振るっていたこともあり、遅めのスタートにして、ゆっくりゆっくり山を歩きました。
この花山歩道、名前の通りかなり奇麗な場所でして、
時期が早いのか花は咲いていませんでしたが、ここの森は屋久島の中で一番素敵な場所だと思います。人の手がほとんど入っておらず、トレイルも整備がほとんどされておらず けっこう険しい。
ただその先にはこんな世界が広がっていました。

で、こんな世界が体を包み込むと、鉄のように重い荷を放り投げ 夢中になるのです。

旦那が子供にんっている間、奥さんは木の根っこに腰をかけ、おしゃべりに夢中。

彼らにとって日本語はかなり難しいようで、
「コンニチハ」 「アリガト」 「オイシイ」
を言いたくても口から出てこない。
僕にとってスウェーデン語はかなり難しく、
「ウンデバー」
この1つですら出てこない。
自然の中で一緒に自然の素晴らしさを共感すると、
『意外と言葉なんていらないもんだなぁ』っと感じました。
なんでかっていうと、目の前にすごい景色があると、無口になるのです。
Underbar ウンデバー
英語では Wonderful
日本語は すばらしい
この言葉が口から出てくる前に 体がそれを表すのです。

嵐洋



