やっとこさ、アフリカネタです。
待っていた人、別に待っていなかったよと言う人も
お待たせしました。
まず人の目がちょっとおっかないナイロビからバスで北へ向かう事4時間。
ケニア山の玄関口であるナロモルに到着します。
ナロモルでケニア山のガイドに合流し、ケニア山ピークのレナナピークまでの行程を説明を受ける。
一日目のこの日はナロモルでランチをとった後、車を乗り換え標高3000mのメットステーションまで移動。
この時目の前に現れた車が僕たちの記憶の中に凄まじいインパクトを残したのです。
遠目はかなりかっこいいジープ。
しかし近づくとおんぼろで今にも崩れそうなランドローバーのディフェンダー。
渋いといえば渋く、ヤバいといえばヤバい。けっこう危ない車である。
とにもかくにも乗らないことには旅は始まらないので、ジェットコースターにでも乗るかのような気持ちで乗り込みました。

途中、途中で、ポーターをピックしながらどんどん山の中へ。
すると突然運転手がクラクションを鳴らした。と思ったら「ビービー」連発です。
運転手あわてます。
助手席のおっさんは大笑いです。
どうやら古過ぎて耐久性のないジープがダイレクトにでっこぼこのオフロードの振動を警笛に変えているようです。
もう走っている間 ずっと鳴りっぱです。
さすがにうるさいと思ったのか車は道の真ん中に止まり、みんなで修理大作戦です。

車に乗り込みなおし、スタート。
その後ケニア国立公園のゲートで入山届けを出し車に三度乗ります。

車が走るにつれ、道はどんどん悪くなり、寸前で横にひっくり返るかというぐらい車は傾いたり、沼地でタイヤは空転したりで、息つく暇もなく冷や冷やです。
終いには、車が傾いた時にオートでドアが開きあわや運転手がハンドル握ったまま落ちそうになるハプニングも。
もうここまできたら笑うしかありません。
ジープは標高2600mくらいのところで止まり、ガイドのポールが「よし、ここからメットまで歩いて行け、準備運動だ」みたいな事を言いました。
歩く事に不満はまったくないのでしたが、もう少しジープのいかれっぷりを味わいたかったのに。。。
メットステーションまでの付きそいはガイドのポールではなく、ケニア山2回目のポーターを務めるクリス君 22歳。
彼の興味はといえば登山ではなく、ジャパンである。
やたらといろんなことを聞いてくる。
車、テクノロジー、仕事。
仕事に関してはとりわけ興味があるようで、ケニアの仕事事情と比べてはケニアでの仕事の大変さを語っている。
途中道ばたにどでかいキノコを発見。一時前の僕のキノコブームが再熱しそうでした。
でした・・・・というのは、僕がキノコ観察をしようとした矢先に、クリス君が引っこ抜いてしまったのです。

どうやらキノコに興味をもった僕を見て、ガイドじみた解説をしようとしたようである。
しかし、キノコに対して何の知識もない彼は、僕の「これ食べれるの」の質問に対し
「食べれるよ」っと自信たっぷりに言っただけで何のキノコかは言及しませんでした。。。
絶対食べれないでしょ!!
メットステーションへはガイドのポールが言っていた「1時間歩けば着くよ」という言葉にさからい「2時間程歩きました」。

メットに着くと、まずは大量のホワイトネックモンキー(簡単に言うと猿)がお出迎え。

先に到着していたポールたちは晩飯の支度を始め、クリスは紅茶とクッキーを持って来てくれました。
紅茶とクッキーを出される山登りはこれまでに経験がなく、戸惑いましたが、もっと戸惑った事が。。
彼らの牛乳パックの置き方が必ず横向きなのです。
これは絵がないとなかなか伝わらないと思いますが、
細長い牛乳パック、口は上にあり、普通・・・日本的な考え方でいくと、
こう置きます。
しかしケニアチームは

このように置くのです。誰がやってもこうなるのです。
う〜んなぜだろう。
こんな事はどうでも良いのですが、以外と心地の良いメットステーションの小屋。
想像していたそれよりもおしゃれ感が漂います。

バナナがメインな晩飯を食べ終え、時間の空いた僕たちはクリスを呼び止めスワヒリ語の練習。
ここで覚えた1つの言葉がこのアフリカの旅でけっこう重宝したのです。
それは [ Kukojoa :クコジョア ] であります。
意味は「おしっこ」。
顔を歪ませ二回言うと効果的です。
とまあこんな感じで夜が更けて行くのですが、かつて植村直己も登ったケニア山。
彼がここを訪れた時に恐れていたもの、それは野生の虎だそうです。
現在はたぶん完璧にレンジャーに管理されているだろうケニア山は安全なのでしょうが、
小屋の外から聞こえる種々様々な動物たちの声は以外とゾクっとします。
後半へ続く。
嵐洋



