富士山でちょっと間を空けましたが、屋久島ネタ再開です。
屋久島ネタ待っていなかった人、そんなあなたこそ屋久島に行くベシ!!
すごいとこなんです。
まずはDay1の朝一の事から。
前夜、居酒屋で少し食べ過ぎた僕たちは胃のもたれを感じつつ、AM4時に起床。
こういう時って、だいぶ起きるかどうか迷うのです。
絶対に起きなければならないのは分かってはいるのですが、都合良く『もう少し寝てもいいんじゃないのか』とか、『行くのやめよっかなぁ』って考えてしまうのです。
天使と悪魔が、いや・・・・悪魔が耳元でささやいています。『やめちゃえよ〜』って。
こいつに打ち勝つのは相当の意気込みがいるのです。
・・・・てか、こんな事はどうでも良いのでした。
とにもかくにも朝4時に起床し、ガイドの田平さんが30分後に迎えに来ました。
バックパックを車に積むと、「何がこんなに入っているんですか?」不思議そうな顔をしています。
屋久島の山の上がどんだけ寒いのか少し気になっていた僕は多少インサレーションを詰め過ぎていたようです。というのも田平さんの前情報で「2,3日前に縄文杉付近でつららが出来てたよ」って聞いていたのです。人よりも寒がりで、風邪を引きやすい僕は少しビビるのです。寒い事に。
インサレーションが少し多かったからって、そんなにバックパックが重くはなりません。
それ以外の中身とは、食い物、水です。
ライト&ファストって流行っていますね。もちろんこれは荷物を出来るだけ軽くして快適に山登ったりするために確かなことですが、僕はそんなの無視です。
少し荷物が重くっても、おいしいもんが食べたいし、水もがぶ飲みしたいのです。
まあどこか完璧に命を張るような場所だったり、1週間も2週間も山の中に行くのであれば大事な事。
でも、たかだが1日、2日、はたまた3日、4日くらいだったらおいしいものいっぱい食べて、楽しいハイキングで良いのでは?って思ってしまいます。
失礼、また話が脱線しました。
まだ民宿からも出発してないな。。。
AM6時ころ淀川登山口に到着。

準備運動をしていざ出発です。
日帰り登山客(おっちゃん、おばちゃん)を尻目に先にトレイルに入って行ったのですが、
けっこうまじにガイドをしてくれる、田平さん。
杉の出来方、屋久島に生きる植物のこと、屋久島という島について。
一度説明が入ると、屋久島の魅力がどんどん倍増されていき、食い入るようにいろんな事を聞いてしまうのです。

で、気づいたらさっきのおっちゃん、おばちゃんの集団に「がんばんなさいよ〜」って言われながら抜かれるたのです。
ゆっくり、ゆっくり歩き。珍しそうなものがあるとそれを一回一回身振り手振りで説明。
たまに自分の結婚生活と木の生態を重なり合わせ分かりやすくしてくれるのです。
確か、別名鬼嫁って言う他の種類の木をどんどん締めていく木がありました。

田平さんも奥さんに・・・・。。
2時間くらい歩いたくらいで、一本の橋が見えてきました。
橋の上から川を見下ろすと、

とんでもなく奇麗な水が。いきなり神秘的な世界に入り込んだ気持ちになりました。
屋久島の中に入ったのです。
橋から足を投げ出し、朝食をとりました。

今までで一番素敵な朝食ですね。
湿原地帯があったり、岩は水が滴り、とにかくそこら中に水があります。
緑も他の地域の緑よりも何となしか生き生きとしているんです。


14時くらいだったかな、かなり遅めに宮之浦岳に到着。
到着するとともにガスってきて、完璧に雲の中に入り込みました。
晴れるととても景色が良いそうです。
ガスの中が別に嫌いでない僕はそれはそれで結構楽しめるのですが、ガイドの田平さんは僕たちにそこからしか見れない絶景を見せたかったようで、申し訳なさそうにしていました。
で、ガスが一瞬切れると「早く早く」って僕たちを並ばせ、シャッターをパシャリ。

この日は縄文杉付近の小屋で一泊予定です。
宮之浦を出たのが3時くらいだったかな。
けっこう遅めの出発のため、縄文杉付近になるとやはりどんどん暗くなって行きます。
次第に雨もぽつりぽつり。

縄文杉に近づいて行くにつれ、辺りが霧がかりそこら中が苔むしてきて神秘的な世界にいつの間にか吸い込まれたような感覚になりました。
テン泊予定地だった高塚小屋に到着し重たい荷物から背中が解放されたのが18時前。
雨というよりも霧が濃くて、その霧の水滴が杉等の葉に付着。
そしてそいつらが溜まって僕らの頭に『ピシャ』。
夜飯は縄文杉近くの展望所みたいなところで食べるようで、荷物をテントの中に突っ込み軽くなった体を5分程動かし念願の縄文杉の前に行きました。
夕刻の縄文杉は誰も人がいなく、独り占めです。
どこか威厳のある縄文杉と対峙して、ぼ〜と眺めていると五感がフルに刺激される感じがする
のです。

目を閉じてみると、水のしずく、小川、鹿の声、風、そこに存在する全ての音に包まれます。
不思議な感覚でした。
夜は遅くまでみんなで酒を飲みました。晴れていたら満月と縄文杉を眺めながらの男だけの宴です。それはまた次回屋久島に訪れた時ですね。

この人駄目な大人です。
嵐洋



