雪がたくさん降ったと大騒ぎのニュースが僕の周りを賑わしていますが、
そんな事はほっといて僕は一足早く雪山ではなく今シーズン最後の縦走に行ってきました。

今回僕が行って来たのは奥多摩から秩父山脈に抜ける4日間。
まずは始発で奥多摩に移動し、そこからバスを乗り継ぎ鴨沢へ。
鴨沢から標高約2000mの雲取まで5時間をかけてゆっくり上がり、宿泊予定の避難小屋へ。
山を上がっている途中に大きな鹿に出会いさい先の良いスタート。

今回山で一緒にバカ騒ぎをしたHAGLOFS STOREの佐藤さんから、初日は避難小屋に泊まると聞いて想像していたのはかなりボロボロの小屋だったのですが、
僕たちが寝袋を広げたところはログハウスのようなしっかりとした避難小屋。

この日は二人とも寝不足で上がって来た為,飯を食べた後は早々に就寝するのですが、
かな〜り寝過ぎてしまいます。
PM8:00に目を閉じ、目を再び開いたのはAM7:00。
明らかにやらかしてしまっています。
そして、寒波がぶち当たったその気圧配置に僕たちはなす術もなく、なかなか寝袋から出られません。
やっと動き始めたのはすでに9時を回っていました。
この体たらくを挽回すべく二人とも快調に飛ばし、
雲鳥から将監小屋まで移動。
お昼を軽くすませ2日目の目的地 雁峠山荘へ向かう事に。
将監小屋を出発する際に僕はとりあえず水の補給をすませます。
そして何故か水をほとんど補給しなかった佐藤さん。
この行動がこの後僕たち二人に悪夢をもたらしました。
お昼休憩をした小屋にいた、よぼよぼと歩く小屋番のおじいちゃんに
「早くあがらねーと 日がすぐに暮れちまうぞ」
と言われ少し焦りながらも2日目の宿泊施設へ、そしてまたしても避難小屋へ。

現在のその不気味な風貌からは想像しにくいのですが、ここは少し前といっても10年以上も前まで山小屋としてちゃんと活躍していたようです。

所々補強が施されたこの避難小屋は少しばかり外を吹き荒れている風を凌いではくれますが、
やはりかなり寒かったです。
今にもはずれ落ちそうな窓からは夕日のきれいな色が差し込み、見とれてしまいました。

写真は早々に、水場を探しに外にでたのですが、あたりは既に真っ暗。
10年以上使われていない山小屋の外に備え付けられた水道らしき物からは水は出るはずもなく、
あたりを散策することに。。
が、何処をどう探しても地図に書かれていた水場はありません。
二人は無言になったあと、
佐藤さんが「まぁ、なんとかなるでしょ。」
僕はめいいっぱい不安な気持ちが体中を走り巡りました。
そんな僕の気持ちをよそにまあなんとか水は朝までもちこたえることができました。
かなり節約はしましたが.......
朝8時ごろ ふと「ピー、ピー」という音で目を覚まします。
鹿です。
避難小屋のすぐ横に鹿が現れ、
『お前ら早く起きろよ』と言わんばかりに泣き叫んでいます。


鹿がわかるでしょうか。自分の息で窓を白く曇らせてしまい、ウォーリーを探せバリにわかりづらいですね。
しかしなかなか寝袋から出る事は出来ず・・・・

つづく。



