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2008年11月 アーカイブ

2008年11月05日

24時間耐久MTBレース in 修善寺


このタイトルの響きに何度不安になったことか。
24時間もぶっとおしでちゃりんこに乗るって・・MTBにも乗った事がないのに。。

こんなすごいイベントの企画をしたのはA&Fさん。
参加申し込みが送られて来て、A&Fの北本さんい「出るよね?」
と言われ、検討する暇もなくいきなり参戦が決定。
僕たちが参戦したのは24時間ファンライド10。
まず、とりあず楽しみましょうをコンセプトに集められたメンバーは10人いて8人がMTBで山の中を走った事がないメンバー。
「まぁ、ファンライドだからそんなにムキになってやる人もいないだろうし、みんなBBQの方が楽しみで夜中には寝るんだろう」なんてあまい考えを抱きながら今回チャリンコ野郎が集まった静岡県修善寺の会場 日本サイクルスポーツセンターへ。

お昼の12時から翌日のお昼12時まで24時間走り続けるのですが、
レースには本気クラス10、本気クラス5,ファンラド10,ファンライド5, 耐久8時間と種目が別れています。
スタート位置に着く参加者は明らかに本気モードで、僕たちチームフルマークスのそれとはかけ離れています。

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チームフルマークスの第一走者が1周走り終えると、二番手営業部小嶋に。
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何故か2周たらずで戻ってきて僕にバトンタッチ。

ちなみにコースは全長2,7km、そう大して長くはないんです。
が、これがけっこうハードなコースでして。。
試走した時に崖から2mほど滑落しました。
そして急激でボッコボコの坂を下り急激な登りがあります。
まず下りの坂でブレーキをかけ過ぎて腕の筋肉がやられます。

で、とりあえず、僕が走ると当然かのように他のメンバーは僕が走っている事を無視するか、やじるかで一向に変わる気配はありません。
ただの鬼ですね。
4周も走るとそれはもう全身の筋肉がぼろぼろです。
とりあえず、交代に成功しBBQの用意。

暗くなる頃に若さん一家が到着し、そそまま走らせる、、、、いや、走って頂く事に。
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すでにメンバーのほとんどが最低でも1周はこなしており、誰も駆け上がる事が出来なかった坂を何故か若さんは猛ダッシュであがっていきます。
そうすべての事に対して本気の若さんは凄まじく早い。が、2周で交代。

夜に突入するとやはりそこは飲みの場に。
で、みんな予想通り寝に入ります。
ここまでは僕の予想通り。
しかし思わぬ誤算が発生します。
今回チームフルマークスのメンバーに加わったソーズカンパニーの稲垣さん。
彼は何故か僕たち社員よりもやる気がみなぎっており、
「誰も起きてこないんだったら俺が朝までは走るよ」「ここで走りをやめちゃだめだ」
とかなんとか。
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これにより、メンバーをかき集めた僕は夜中寝る事が出来ず、深夜2時頃に山の中へ旅することに。
夜中に走るトレイルは何故か昼間のような恐怖心が少なくガンガン走れます。
が6周目を走り終えた頃にはふくらはぎが ピキ っとつりました。
無念の交代。
とりあえずソーズ稲垣さんの決意のもとがんばるにはがんばったのですが、
がんばっても上位との差は縮まることもない周回数。たぶん20くらい離れていたかな。

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深夜3時を回っても走る続ける選手たち

この時点で僕たちは約50周を迎え、目標であった去年のKEENさんの記録15周を抜き去りました。
しかし本気チームはどういうことかすでに100周くらい行っており、圧倒されます。

結果、僕の予想とは反し夜通し走ったチームフルマークスはなんと約80周も周回を重ねました。
しかし結果9チーム中7位。
中途半端な成績に。。。

8時間耐久レースに出場した、SKINS 晋平さん、A&F 室田さん、ネイサンの島田さんはなんと3位に入りました。
この喜びようはすごかった。
ですが、出走チーム数は3チーム。

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まぁそんな事は関係なくいつも通り卑猥な格好を見せてくれたSKINS 晋平さん

大会で誰が一番すごかったかというとこの方
今回のイベントを企画し、イベントに誘って頂いたA&F北本さん

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A&Fチームでラストを飾ったのですが、練習中に転倒し右手を負傷。
腕を痛めながらも何とか帰って来た北本さんは実は骨折していたそうです。

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ビバ! チームフルマークス!

嵐洋

2008年11月07日

大人のスキー 2009


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HAGLOFS : P88 COULOIR JACKET, BARRIER HOOD, RAND48

PEN No.233


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HAGLOFS : P233 LIM DOWN JACKET, REPTILE HOOD, HUSKY II JACKET, COULOIR JACKET
CRATER 120, TOILET BAG

天文ガイド 12


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HAGLOFS : P98 BARRIER PANT
HESTRA : P99 DEERSKIN RIB KNIT
KASK : P99 KASKLOGO

PAPER SKY No.27


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HAGLOFS : P127 OUTDOOR PILLOW

GET NAVI 12


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HAGLOFS : P124 CHAOS JACKET

GO OUT Vol.5


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HAGLOFS : 多数掲載
SAIL RACING : P24 ION SS JACKET

Goods Press 12


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HAGLOFS : P66 CHAOS JACKET, REPTILE HOOD

Daytona 12


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HAGLOFS : P131 LIM DOWN HOOD

Esquire 12


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HAGLOFS : SPITZ JACKET, GOGA PR08, DUET JACKET

Lightning DOWN JACKET


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HAGLOFS ; LIM DOWN JACKET, LIM DOWN VEST

2008年11月10日

フライフィッシャー 井手高太郎


今号のGO OUTでHAGLOFS FRIENDSの一人として紹介をしたフライフィシャーで、バンブーロッドビルダーの井手さんから素敵な写真が届きました。

井手さんの仕事に着いて行き、遊び疲れてお昼寝しているところでしょうか。

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パパのふわふわのダウンで一休み。

嵐洋

EDGE 12


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HAGLOFS : P137 SNOW PASSION

Running Style vol.15


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HAGLOFS : P71 STAMINA
P106 LIM BARIER PULLOVER

BE-PAL 12


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HAGLOFS : P54 LIM DOWN VEST
P56 COULOIR JACKET

HAGLOFS QUEEN'S NIGHT


HAGLOFSが提案する女の子のためのアウトドアライフ 
年間を通して5回ツアーを行い、もっと女の子にもアウトドアを楽しんでもらおうという企画
LESSON 1は夏前に行った白馬トレッキングツアー
LESSON 2はシーカヤック
LESSON 3は富士登山
LESSON 4が今回のスライドショー HAGLOFS QUEEN'S NIGHT

原宿のMILK CAFEを貸し切って開催したHAGLOFS QUEEN'S NIGHT は当初の予定40人を余裕でこえる50人ものお客さんが足を運んで頂き、大盛況でイベントが盛り上がりました。

会場には友達同士で来る女子、男女のグループで来る女子、なかでもカップルで来ていただいた方々は
彼氏さんが彼女さんにも
『アウトドアの楽しさを知ってもらおうと連れてきました』という方もおられ
ちょっぴりうらやましい気持ちになりました。

スライドには菅沼浩さんが取り集めた有名ライダーの雪山シーンやサーフシーンが映し出され、
そこにアーティストKAZZさんの幻想的な演奏が映像に合わせて流れました。
彼ら2人が会場にいたお客さんを完全に原宿からフィールドへトリップさせていました。

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今回会場に来て頂いたアウトドアな女子のみなさん
次は真っ白な世界で一緒に遊びましょう。

HAGLOFS QUEEN'S LESSON 5 は1月の17,18,19日を予定しております。
場所はYAMADABOKU ワイルドスノーパーク
宿泊先はREDWOOD INN

お待ちしております。

嵐洋

2008年11月11日

白黒の世界


リコーのGR2を手にしてもうすぐ1年が経とうとしていますが、
なかなか腕前があがりません。
そんな自分へ逃げ道を作ってあげようと考えた策はこれ。

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白黒で撮っただけなのに何故か少し良い写真に見えます。。
場所はTHE NORTH FACE 原宿店の前にお店をいつも出しているホットッドグ屋さん。
「NEW YORK STYLE HOTDOG NEW YORK STYLE HOTDOG マッチガイナ〜イ!」
ってそこまで言うならということでできたてのホットドッグにがっついている真紀ちゃん。

会社の壁も
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それっぽくは見えるけど、やっぱり駄目だな。。

嵐洋

2008年11月15日

打ち合わせの旅


昨日は久々に会社外での打ち合わせ。
いつも横浜にいるのでなんとなく旅気分だった訳ですが、
まず向かった先は先日A&Fカップでお世話になった
A&Fさん。
オフィスに付くなりまずは腕に包帯を巻いた北本さんがお出迎え。
そのまま韓国街の中のA&Fさん行きつけ韓国料理屋にランチに行きました。
ここのランチがまたうまい上に安い。
キムチチゲ定食なる物を頼んだのですが、一人たったの500円。
しかもお惣菜、ご飯はお変わりし放題。そしてコーヒー付き。

そんなこんなでオフィスに戻り来期のトレランの話しに。
来年は海外のレースに出る方が増えるようで、数ある海外のレースで一番人気なのがやはり
ツールドモンブランのようです。
170キロ走るそうですが、ハセツネ見てビビった僕には絶対に無理です。

その後西麻布にあるコヨーテへ。
担当の方に事前に地図をもらいその地図通り向かったのですが、
歩けど歩けどなかなか着きません。

地図に載っていた表参道A5出口から西麻布に向かって歩くのですが、
ランドマークとして表記されていた場所が駅からかなり近い場所にあったにもかかわらず、
さんざん歩いた後に「え、ここ? ってことは・・・まだまだ着かないな。。」
しかも地図にはその場所からコヨーテまでの道が長いため縮小されておりました。
どんだけ歩けば良いのか。

10分足らずで着くであろうと思っていたその場所へは30分ほどかかり、汗だくに。
でもそんなちょっとしたほんとにちっちゃい僕の怒りはスウィッチパブリシングの会社を見ると吹き飛びました。
3階建ての建物はまず、玄関がレンガ調。
玄関から地下につづく階段はカフェへと続いており、そのカフェはまさに僕が探し求めていたカフェでありました。レンガと木を基調としたその作りと、本棚にはところ狭しと面白そうな本が並んでいます。
会社に一歩足を踏み入れるとそこもまたおしゃれで落ち着いた空間が。
オフィスからその会社が出している出版物が連想できる素敵な場所でした。

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変な地図をくれた担当の堀井さん

今はまだ言えませんが北海道を舞台としたおもしろ企画を持ち込んだのですが、
その他関係のない話しでいろいろと盛り上がってしまいました。
まぁ、でも面白い事は出来そうです。
その時が来るまでしばしお待ちを。

オフィスを出る時に棚をおもむろに物色し始めた堀井さんはこれを僕にくれました。
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2005年に出されたバックナンバーです。
植村直己さんの特集です。
植村さんが消息を絶つ前に奥さんと交わした会話が載っていたのですが、
この会話植村さんが旅経つ前に奥さんには内緒で録音していたそうです。
冒険の準備をしている時の会話ですが、奥さんとは全く会話が成り立っていません。
それでも奥さんはうまい事植村さんをあやしているように会話を進めています。

このテープを冒険に行く前に奥さんに手渡したわけですが、奥さんはテープを始め聞かなかったようです。聞いたのは植村さんがもう帰ってこないとわかった後。

機会があるのであればこのバックナンバー探して呼んでみて下さい。
冒険とは何か、夫婦とは何かを教えてくれる内容ですよ。

コヨーテを後にした僕は今度は中目黒にオフィスがあるWHITE MOUNTAINEERINGへ。

サンプルがずらりと並んだオフィスの中を通されデザイナーの相澤氏の元へ。
「ここが僕の仕事場です」
と言われた場所にはちょうど来期のデザインを起こしている真っ最中の現場。
ここでもまた面白い企画を二人で計画中です。
これもまだ言えません。

何かを企画することって本当におもしろいと再認識させてもらえた一日でした。

そうそう僕のお気に入りのカフェでイベントを開きたいと思っています。
その時にはまたご連絡します。

嵐洋

2008年11月16日

Field Report from 藤川健 


HESTRAでサポートをしているテレーマークスキーヤーの藤川健さんが
今年の夏からネパールのマナスルに遠征に行ってきました。

先日会社に来て遠征の報告をしてくれたのですが、いろいろと裏話を聞かせてくれました。
自分がなかなか行く事ができない場所へ行った人たちの話しを聞くのはとても面白く、
自分の中にある冒険心をフツフツと湧かせてくれます。

今回は裏話はありませんが、マナスルの写真とともに藤川さんからのフィールドレポートです。

マナスル遠征報告  藤川 健
9月6日より栗城隊マナスル遠征の為に、ネパールへ行ってきました。
今回は自分自身の遠征ではなく、栗城史多のマナスル登山のサポートとして、ベースキャンプからの通信、映像、また山頂アタック時の天候の予測や日時の選定などが主な仕事でした。

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標高8163mのマナスルは、ネパールの首都カトマンズの西に位置し、日本人が初登頂した唯一の8000m峰として知られています。
8000m峰の中では比較的マイナーな山で、通常、シーズンに3〜4隊ほどの登山隊が訪れる程度といわれています。しかし、今年はチベット問題などから中国側の登山許可が出なかったために、エベレスト、チョオユーなどへの遠征を計画していた多くの隊がマナスルに集まったため、ピークで30〜40隊、400人近い遠征隊がマナスルベースキャンプに滞在していました。


9月8日にカトマンズ入りした我々は、当初キャラバンでベースキャンプに向かう予定でしたが、予定を変更しヘリコプターを使いました。
9月11日の車でポカラへ移動、天候待ちの後、15日にマナスルの麓の村、サマガワンへ移動しました。
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標高3400mのサマガワンから4800mのベースキャンプへは19日に移動。
すでにほとんどの隊がベースキャンプ入りしており、栗城隊はかなり遅れてのBC入りでした。
その時点でC3までのルートができており、高所順応も終わって、アタックの天候待ちという隊がほとんどでした。

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このシーズンの初登頂は10月3日、ラッセルブライス隊がマナスル山頂に立ち、その後に続いた多くの隊も登頂成功。
この日だけで20名近く、翌日、翌々日も天候が落ち着いたため、この3日間で40名近くが登頂しました。
その一方でフランス人がC4で脳浮腫になり、シェルパが下ろしましたが下山途中に亡くなりました。この他にもBCに上がる前のキャラバンでは土砂崩れでポーターが2名亡くなっており、今期のマナスルでの犠牲者は3名でした。
栗城隊は順応を終え、10月8日にBC出発。天候に恵まれ12日の9時45分に登頂成功しました。

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その後、10月16日にベースキャンプ撤収、6日間かけてキャラバンでアルガートまで歩き、21日の夜にカトマンズ、日本へは26日に帰国しました。

全員怪我やたいした病気もなく、栗城が登頂を果たし遠征を終了できたのは本当に運に恵まれたことだと思います。

今回の遠征はBCでのサポートが、私の主な仕事でしたが、大きな目的であるスキー滑走もおこなうことができました。
主にベースキャンプ周辺を中心に、時にはC1の上まで足を伸ばして滑りました。

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28日間のベースキャンプ滞在中、スキー滑走は22日。今回はテレマークスキーではなく、山岳スキーレース用のブーツ、ビンディング、そして少し太めの軽量山スキーを持っていったのですが、高所でのシール登行は非常に良い経験とトレーニングになりました。

ヒマラヤへの遠征は、登山、トレッキングが主だった目的で、登山のためのひとつの手段としてスキーを盛っていく人はいますが、スキーを目的にヒマラヤを訪れる人はほとんどいません。

専門的な知識や経験を必要とするヒマラヤ高所遠征は、限られた者の世界のように思われがちです。しかし、通常の遠征のスタイルのように、現地エージェントやシェルパ、ポーターの力をかりれば、ヒマラヤ・スキー遠征というのも十分可能だと思いました。

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スキーが目的であれば、8000m峰のような高所まで行かなくても、5000〜6000m級の山でも十分雪はあるようです。ただ、今までスキーを目的にそのような遠征をする者がいなかったため、どの山がスキーに適した山なのかという情報は、現地の人にもほとんど分からないそうです。

そのようなヒマラヤでのスキーエリアを開拓していくような遠征を、今後おこなうことができないかと考えています。
今回の遠征では、多くのご支援、ご声援、真にありがとうございました。
簡単ではありますが、今回の遠征の報告とさせて頂きます。

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                                2008年11月吉日

                                   藤川 健

2008年11月17日

最近の読み物


先日うちの社長から「服部文祥さんって知っる?」と聞かれ、
「誰ですか?」っと答えると一冊の本を貸してくれました。

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すごいタイトルです。
そして中身もおもしろい。
まだ呼んでいる途中なので中身はすべて語れませんが、
服部さんの壮絶なる山とのつき合い方が描かれています。
何度となく死に直面するような場面にいる服部さんですが、
彼の登山記録はさることながら、文章がおもしろい。
比喩だったり、その場の空気、目にした事、感じた事を文字にして読み手があたかもそこにいるかのように吸い込まれてしまいます。

「無知とはそのまま余計な労力なんだという事」
             *サバイバル登山家より抜粋

これは山の中で自然の中にある物でサバイバル生活をするためにキノコの本を持っていた時のひとこと。
知識さえ持っていれば一冊の本を持つ事なくもっと快適な登山ができる。
これって普段の生活にも言える事で、1つ知っているかそうでないかで仕事や生活のリズムが善くもなり悪くもなりえる。

物事を知っているって大切なんです。

登山家の山野井さんが巻頭で服部さんの紹介をしている箇所があるのですが、
『昔友人と死に方を選ぶとしたら何にするか、僕の頭に浮かんだのは山の中で不意に熊に襲われ
食い殺されることだ』・・・・・・・・ 最近、熊に襲われたというニュースを見たような。

そして僕は服部さんに触発されたのかはわからないけど明日から4日間山行です。
服部さんのように1ヶ月も山に行く訳ではないですが、
知識を養ってきます。
行く場所は最近熊が出没した場所。

気を付けて行ってきます。

嵐洋

2008年11月23日

奥多摩から4日間


雪がたくさん降ったと大騒ぎのニュースが僕の周りを賑わしていますが、
そんな事はほっといて僕は一足早く雪山ではなく今シーズン最後の縦走に行ってきました。

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今回僕が行って来たのは奥多摩から秩父山脈に抜ける4日間。
まずは始発で奥多摩に移動し、そこからバスを乗り継ぎ鴨沢へ。
鴨沢から標高約2000mの雲取まで5時間をかけてゆっくり上がり、宿泊予定の避難小屋へ。
山を上がっている途中に大きな鹿に出会いさい先の良いスタート。

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今回山で一緒にバカ騒ぎをしたHAGLOFS STOREの佐藤さんから、初日は避難小屋に泊まると聞いて想像していたのはかなりボロボロの小屋だったのですが、
僕たちが寝袋を広げたところはログハウスのようなしっかりとした避難小屋。

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この日は二人とも寝不足で上がって来た為,飯を食べた後は早々に就寝するのですが、
かな〜り寝過ぎてしまいます。

PM8:00に目を閉じ、目を再び開いたのはAM7:00。
明らかにやらかしてしまっています。
そして、寒波がぶち当たったその気圧配置に僕たちはなす術もなく、なかなか寝袋から出られません。
やっと動き始めたのはすでに9時を回っていました。

この体たらくを挽回すべく二人とも快調に飛ばし、
雲鳥から将監小屋まで移動。

お昼を軽くすませ2日目の目的地 雁峠山荘へ向かう事に。
将監小屋を出発する際に僕はとりあえず水の補給をすませます。
そして何故か水をほとんど補給しなかった佐藤さん。
この行動がこの後僕たち二人に悪夢をもたらしました。

お昼休憩をした小屋にいた、よぼよぼと歩く小屋番のおじいちゃんに
「早くあがらねーと 日がすぐに暮れちまうぞ」
と言われ少し焦りながらも2日目の宿泊施設へ、そしてまたしても避難小屋へ。

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現在のその不気味な風貌からは想像しにくいのですが、ここは少し前といっても10年以上も前まで山小屋としてちゃんと活躍していたようです。

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所々補強が施されたこの避難小屋は少しばかり外を吹き荒れている風を凌いではくれますが、
やはりかなり寒かったです。

今にもはずれ落ちそうな窓からは夕日のきれいな色が差し込み、見とれてしまいました。

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写真は早々に、水場を探しに外にでたのですが、あたりは既に真っ暗。
10年以上使われていない山小屋の外に備え付けられた水道らしき物からは水は出るはずもなく、
あたりを散策することに。。
が、何処をどう探しても地図に書かれていた水場はありません。

二人は無言になったあと、
佐藤さんが「まぁ、なんとかなるでしょ。」
僕はめいいっぱい不安な気持ちが体中を走り巡りました。

そんな僕の気持ちをよそにまあなんとか水は朝までもちこたえることができました。
かなり節約はしましたが.......

朝8時ごろ ふと「ピー、ピー」という音で目を覚まします。

鹿です。
避難小屋のすぐ横に鹿が現れ、
『お前ら早く起きろよ』と言わんばかりに泣き叫んでいます。

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鹿がわかるでしょうか。自分の息で窓を白く曇らせてしまい、ウォーリーを探せバリにわかりづらいですね。

しかしなかなか寝袋から出る事は出来ず・・・・

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つづく。

2008年11月30日

山の上での出会い


やっとのことで寝袋からいっこうに出てくる気配のなかった体を動かし朝飯を食べる事に。それでも体半分は寝袋に入ったままです。
寒いとなかなかやる気が起きないもんです。

そしてそうこうしているうちにまたしても遅い出発。

今回の縦走で常に僕たちの視界に入るもの、それはてっぺんを真っ白に雪化粧させた富士山です。
朝日を浴びる富士山から、夕日で赤く染まる富士山までこんなに長く富士山を見れたことはなかなかうれしいもんです。

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夏のハイシーズンの富士山への観光客の多さを聞いて、少し敬遠しがちだった日本の頂上ですがやっぱり僕は日本人だからなのかついつい見とれてしまいました。
実家に帰ると時に新幹線の窓から見えるそれにはあまり興味はわかないんだけどな。


3日目の目的地は甲武信ヶ岳、途中の休憩場所の雁坂山荘は中に入ると人の気配はなく「小屋番は都合により山を下りています。小屋を使用する際には使用料2000円を送って下さい」とかなんとか書かれた張り紙が。
雁坂小屋は僕の中の山小屋のイメージがぴたりとはまる雰囲気をかもちだしており、何故か壁に祭りできるようなはっぴがかけられていました。

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小屋散策は後にして、とりあえず水場を探しに行く事に。
しかし薄々と思っていたことが現実に。。。そう、水場がカチカチに凍っていたんです。道中バックパックの横にぶら下げていた水筒の水が昼間でさえも凍ってしまったほどですから、それ風に吹きさらされる水場は凍るでしょう。

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二人で苦笑いしながらなす術もなくとりあえず小屋に戻ります。
するとこの窮地を佐藤さんがたぐいまれな野生的な本能で回避します。
なんと小屋の中にあった暖炉の上に無造作に置かれた金色に輝くやかんに水が入っている事を発見。水筒同様凍ってはいたた物の、じっくり温めることに。

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このやかんに水が入っていなければ僕たち二人は水がない状態で、そこから4時間ほど歩く事に成ってしまっていました。まぁ、行けない事はまったくないのですが、やはり快適に山を楽しみたいですからね。

この日は素敵な出会いが2回ありました。
ひとつは比留間休憩していた時に現れた東京都の水林局の方々。
話しを聞いていると、この人たちは僕たちアウトドアメーカー同様、フィールドで遊びたくて仕事をしているのが伝わってきます。
というのも仕事の合間を縫って山の写真を撮りまくっていました。

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そしてもう1つの出会いは甲武信小屋の小屋番の北爪(以下:北ちゃん)さん。

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宿泊者が僕たち2人だけだったためか、山に長い間いて人恋しくなったのかわわかりませんが、暖炉で体を温めていると話しかけてきました。
僕たち二人の会話や、身なりからアウトドアメーカーである事を察したようです。
北ちゃんは山小屋を締めた後、家のある赤羽まで歩いて帰るそうです。
そして途中ずっと並走して流れる荒川を今度山から下りる時にボートで下る決意をしていたおもしろい人です。
いちいち歩くよりも川下った方が断然早いのと、やはり冒険心ですかね。
このプランを思い立ったのが2年ぐらい前になるそうですが、1万円で購入し荒川君と名付けられたボートに一度乗り込み試しに川を下ってみたそうです。
するとやはり安物だったためか、川が雨で増水していたためか、ボートは真ん中で「クッキ」と折れ曲がり沈したそうです。
そして荒川君が流されて欲しくなかったそうで、危ない事に北ちゃんと荒川君を細引きのロープで結んでいたようで沈した際に溺れかけたそうです。
彼はかなり本気なのですが、話しがあまりにもおもしろく大爆笑でした。
小屋の消灯は8時頃のはずが、僕らが電気を消し目を閉じたのは深夜0時だったかな。
山に降りてからはギターのアーティストと化す酔っぱらった北ちゃんに山小屋にいる魅力は何ですかと
質問してみました。

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彼はすす汚れた眼鏡のおくから目を輝かせ「毎日違う顔を見せる山や星が好きなんだよね」と言ってくれました。

北ちゃんは火が消えかけていた荒川下りという目標を僕たちに出会って再び燃やし始めたようです。

がんばれ北ちゃん、そして荒川君!

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嵐洋

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