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横山 忠男 フィールドレポート


HAGLOFS FRIENDSの1人,
トレイルランナーの横山忠男さんが今年度7月に開催された富士登山競争で見事優勝を果たし、
マレーシアで行われた8月のスカイランナーワールドシリーズのキナバルクライマソンでは3位に入る大活躍を見せてくれました。
キナバルのレースは高低差2250mでスタート地点1890m。そこから登りに登って4095mまで駆け上がります。岩で形成されたこの山を2時間半たらずで走り抜けた横山さんから緊迫した内容のレポートが届いています。

以下は彼からキナバルのフィールドレポートです。

高低差2000m、富士山をもしのぐ4095mの東南アジア最高峰キナバル山を往復する山岳レース。今年で三回目の出場となります。
過去4位が最高順位で、今年は富士登山マラソン覇者という看板も背負っている為、目標3位以内とし望んだ大会でした。

富士登山レース後の1ヵ月間は自分なりに満足できる練習をこなし、体調もよく、ここ最近で1番良い状態で望む事が出来ました。

スタートからいつものごとくハイペースなレース展開でしたが、過去の経験から冷静にある程度のポジションで、山に入っていくことができました。
レース中盤はトップとは、既に見えないほどに離れてはいましたが、後半の山くだりが勝負どころだと思っていたので、ある程度の余裕を持ちながら登りをこなしていました。
とはいえ過去の2レースともにくだりでマレーシア人にいっきにさされた苦い経験もあるので、のぼりである程度のマージンは作っておきたいところでした。
森林限界に達し、視界がひらけると前を行く3位の選手がかすかではありますが、捉えることができました。

必ず前を行く選手は抜かしてやろうという意気込みでピークに到達し、くだりへ
岩盤地帯を無心でくだり、オーバーペースである事はわかっていたが、後続のことを考えると、この走りしかありません。
夜に降った雨の影響で、足場はかなりスリップする状態。
下り始めそうたたないうちに、大転倒です。
かなりの出血がありましたが、これでよけいに火がつき足を動かします。

岩盤地帯も終わりに差しかかるところで、3位に順位を上げることが出来、2位の選手ともそれほどの差がないのか、すぐ近くで2位の選手に贈る声援の声が聞こえました。
同じ日本人、大変に強い選手なので、ロードに持ち込んでしまったら太刀打ちできない。
この山でひきはなすしかないと思っていたのですが、前半からのオーバーペースがたたったのか、既に足は限界を超えていました。
案の定ロードで一気にはなされ日本の国旗をもって3位でフィニッシュ

今回のレースは、いろんな面で何ヶ月も前から望んできたレースであるため、達成感、満足感はあったレースでしたが、前に日本人がいたという悔しさだけが残りました。

終了後、足にかなりのダメージが残り、あり現地の病院に運ばれるはめになってしまいましたがこれも勲章です。

       横山 忠男

About

2008年09月11日 20:03に投稿されたエントリーのページです。

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