7月20日に長野県王滝で行われたOSJウルトラトレイル100KにHAGLOFS ランナーの
山本健一さんが出場しました。
前回の志賀野反でコースが雨のため縮小され、自分の力が100%発揮できなかった
ので今回のレースに参戦したそうですが、彼にとっては100Kは未知の世界らしく、
僕としてはこの人無謀だなぁと思っていました。
前日にブースを出す為に19日の朝6時に横浜を出発したのですが、既に夏休みの渋滞は始まっており、いきなり約40kmの渋滞に巻き込まれます。
途中立ち寄ったサービスエリアも大混雑。いつもより観光バスが多いと思っていたら、
そのバスに書かれたプレートには「富士登山ツアー」。よく見ると富士山行きのバスが
何台も何台も連なっていました。 今年は富士山大ブームですね。
渋滞をかき分けながらやっと王滝に到着。 時間は既に3時を回っており。
他メーカーの人たちの冷たい目をヒシヒシと感じながらテント設営。
今回の定員枠は400人だったそうなのですが、参加選手は全部で320人ほど。
やはり100Kmは走るには勇気がいりますよね。

レースは20日の正午0:00にスタートで、「スタートを見送ってから車の中で仮眠を」っと
甘い考えを持っていたのですが、その考えが木っ端みじんに崩れ去ります。
なんとパワースポーツの人たちがプレスツアーをしてくれるというありがたい
お言葉をいただきテンションが下がります。
それもそのはず、僕と今回同行してくれた営業部の真紀ちゃんは仕事で前日の夜全く寝ていません。
2日連ちゃんで睡眠なしはさすがにきついですよね。
とはいうものの、スタートを見送って僕たちは会場に撤退。朝の5時に第3関門に行き観戦する事に。
これでも睡眠時間は2時間ほど。ひたすらきつかったです。

第三関門付近の河原で睡魔に負ける真紀ちゃん

水があまりにも奇麗だったのでパシャリ!
さてそろそろ、山本さん情報を
山本さんは第1関門では10位前後につけ様子をうかがいながら、後半飛ばすという
彼の得意とする戦法で走っていたそうです。 彼は緊張もせずに第1関門で一人だけ
飯をがっついていたという情報を観戦していた人から受けました。
レースの内容に関しては彼からのレポートでお届けしますが、彼は後半追い上げなんと6位で完走。
ロングはこれまでに走った事がなく、参加を決めたのは大会の1週間前で身体の調整ができていなかったのですから大健闘です。
ゴールの会場近くには最後に大きなコーナーがあります。アナウンスで
「山本健一が6位でこちらに向かって来ています」というのを聞き、僕と真紀ちゃん、
そして山本さんの奥さん(5ヶ月の赤ちゃんがおなかの中)でその最後のコーナに行き応援を。
がいつまでたってもコーナーに彼は現れない。。。。
するとアナウンスで「山本健一6位でゴーーーール!!!」という言葉が会場に響きます。
「えっつつ!!!」 ゴールを見るとそこには山本さんが・・・・
やってしまいました。。
最後の感動のゴールを見届ける事ができず。そして彼は僕らを探していました。。

ここからは山本さんから届いたレポートを。
スタートが0:00は皆が辛かったと思います。
嵐洋さん始め、応援してくれている人たちがいたので無事完走することができたの
だと感じています。
本当に応援ありがとうございました。ゴールはみんなで走ってきてくれたので、あれは
あれで嬉しかったですよ。ハプニングみたいな感じもあり、楽しかったです。でも
2回(橋とゴール)応援してくれようとしていたので本当に嬉しかったです。100kは
自分の力だけでは当然走れる距離ではないと思うので、やはりサポートの力はすごいな
と思いました。
さて、レースですが、正直、相当きつかったです。今までで一番かも。100kという距離
があまりにも未知すぎて、事前に全くレースのイメージができませんでした。それがリラッ
クスにつながったのかとも思いますが、とにかく1週間前にエントリーしてからは、わくわ
くと不安で今までにはない不思議な感覚でした。とにかく直前1週間は疲労をとることに専
念しました。
0:00。レースがスタートしてからいきなりトップ選手が飛び出します。私はマイペース
で走りました。ゆっくりなペースなのですが、汗をたくさんかいて、暑いな〜、とかのど乾
くな〜、とか集中がうまくできませんでした。夜明け前の3:30くらいには睡魔に襲われ
たり、ハンドライトの電池が切れたりで非常に危険でした。しかし4:00を過ぎたら、一
気に気持ちが復活し、レースが楽しくなってきました。太陽の力はすごいと感じました。距
離は50キロ弱だったと思います。景色も良く、前にいた選手に追いつき、しばらく話をし
ながら水辺のトレイルを楽しみました。こういうとき、トレランて楽しいなって感じるんで
す。またそんなときが自分にとってレースに集中できているときであり、体の力が抜けてい
るとよく感じます。とても気持ちよいです。レースはそこからあっという間に75キロ。こ
こまでは良かったのですが、ここからは相当きつくなり、関節が痛くなり、何度も立ち止ま
ってストレッチをしました。得意の下りでも全くスピードにのれず、すでに脚が終了してい
ました。ゴールでみんなが待っているとおもい、その気持ちだけで走ったような気がします。
今回も前半ゆっくり、後半とばす、という作戦で走ったわけですが、なかなか思うようには
いきませんでした。50キロから75キロの区間だけは自分でも良い走りができたと感じま
すが、そのほかはとってもきつかったです。けれど、10月の日本山岳耐久レース(ハセツネ)
に向け、良い経験ができたと思います。おんたけ100kは、感覚的には、ハセツネよりは
るかにきついと感じました。脚のダメージは、過去最高にやばかった(関節&筋肉痛い)です。
とにかくありがとうございました。次のレースを楽しめるように、体と心を鍛えます!!!
というわけで彼はハセツネに参戦しますが、期待していてください!
嵐洋



